到彼岸〔とうひがん〕・妄想MEMO 酌姫(サーキー)
【個人的妄想のメモと気が向いたときの近状記録】 ここはヘルシング同人サイトの2次創作専用のブログです。 妄想の糧やオタの日常を呟いています。 心当たりがないのに、何故か迷い込んでしまった方は、速やかにお帰りくださいませ。
| Admin | Write | Comment |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

以下、妄想タレ流し。

「指数に偽りあり」の続きと言うか、オマケ?になる予定。
チンタラ~チンタラ~書いてると、なかなか進まないので、自分に渇ッ!!を入れてみる――そんなテスト(ひとりSMじゃあないですよぉぉ~~)

『続きはコチラ』に妄想をちょみっと入れておきますm(__)m




さして今日は珍しく、ちゃんと昼休みを確保して、贔屓にしている呉服屋さんの歳末売り出しに行った管理人。

きもの目当てじゃなくて、小物目当て。

普段は見かけない帯揚げとか、帯締めとか、半衿とか~そんなものを見てヒートアップ!!
本日は迷彩服調にちょっと光物が加わったような、かなり変わった帯揚げだけを7割引で買い(そもそもの定価が変じゃないのか?!)、また仕事に戻った管理人でした。

帯締めは、江戸紫と墨色のグラデーションに月夜にウサギの刺繍が入ったものがいいか、江戸紫とアイボリーのリバーシブルに、馬+楓の葉+星などの意匠がそれぞれ反対色で抜かれているものがいいのか・・・・・・散々悩んで、結局買えない~~という始末に(笑)

あとで帯を全部引っ張り出してイメトレしてから、明日もう一度催事場に行ってみよう。
どっちもほしいけど、予算は有限なのが、悲しい現実です~~(苦笑)



そして本日も、こんな拙宅にパチパチを送ってくれる皆様に御礼を。
いつもありがとうございますm(__)m


さて~煩悩にまみれ、妄想に耽溺だ~!!
ヤロウゼ、自分~(気合を入れてみた)






酌姫(サーキー)


「どいつも、こいつもっ!!全く、もおっ~~!!世の中の半分は女だぞ、お前らだって女から生まれたクセに何を抜かすか阿呆ど もーーーっ!!」


浴室でたっぷりと湯を張ったバスタブに沈み込み、あごの先まで湯にもぐった女は、ひとしきり叫んだことで気持ちが落ち着いたらしく、ハァ~~~と長々と深呼吸するとそのままズルズルと鼻の辺りまでさらに湯に潜り込んだ。

温めのお湯はまるで母親の胎内のように穏やかで温かく、重力からも身体を解放させてくれる心地よさで、女は眼鏡がない目を細めると、もやっている浴室にぼんやりと視線を漂わせて次第に眦を下げると、落ち着いた表情を取り戻したのだった。



幼くして当主になってから、人前では泣き言も言わなかったし、弱音も吐かなかった。
剛毅極まりない「鋼鉄」と称される女は、唯一、寛げる湯の中で手足を弛緩させると、心地よくその中に身を浸す。


――あの馬鹿が娘をこさえてからと云うもの、ゆっくりと風呂に入る暇さえなく、いつも簡単にシャワーだけで済ませていたものなぁ・・・・・・


今日地下室で、彼女の事を「出るべきところが全く足りていない」と小ぶりな乳房を嘲った、不躾で大馬鹿モノの吸血鬼の顔を思い出し、女は口をヘの字にした。


『やはり女だ。やはり若すぎるのだ。老獪な化け物に舐められているのだ』、『きっと自分が飼う化け物の制御すら出来ていないに違いない。これではその内大変な事態になりかねん』
そんなことを口元に刻まれた深いシワを意地悪そうに歪ませて、心配顔をしながら蔑むような嘲笑を浮かべて煩くまくし立てる円卓のじじぃ共に、負けん気の強い彼女は腹を立てた。

その上、「ヘルシング卿も飼っている化け物に負けずに、早く子作りをしたほうがいいのではないのかね? 」としたり顔で言ってくるじじぃには、もっと腹が立った。

そして善意からだと分かっていても、恋人のひとりも満足に持てない女を心配する、父の古い友人たちにも、インテグラはさらにうんざりしていた。


「・・・・・・だから、何だというのだ?」


湯につけた口もとからブクブクと泡を立てながら、不明瞭にひとしきりぼやいた女は、手の平でお湯を掬ってぱちゃぱちゃと弄び、ロイヤルブルーのタイルが目に鮮やかな浴室に水音を木霊させた。




昔、当主になりたての頃は、力が及ばない自分の不甲斐なさと、「たかが子供」と侮られることに悔しくて、湯船につかりながらポロポロと泣いたりしたことがあった。

押しつぶされそうになる重圧を背負った子供が、この狭いのに温かい空間以外のどこで泣けと言うのだろう?
ここでそんな風に涙を流す年月を重ねるうち次第に成長した女指揮者は、「剛毅だ、勇猛だ、冷徹だ」と一目置かれるようになり、不甲斐なさや悔しさをバネにすることを覚え、大人の女に成長した。
だが今度、「大人の女」と呼ばれる領域に入った途端、今度はまた今までと違う煩わしさと苦労が絶えない。


――恋人も愛人もいない私は、成人した女として失格とでもいいたいのか?


「別に特殊な嗜好や性癖があるって訳じゃないのに・・・・・・そもそも、そんな時間がどこにある?化け物を狩る一族に生まれ、化け物を飼いならさなければならない女に、どこに婿の来てがあると?」

またひとしきりブクブクとぼやいた女は、身の回りの煩わしさを払うように盛大にお湯をかき回して、飛沫を上げた。




今夜は、任務で赴いた現場に先に陣取っていた縄張り意識が強い警察幹部から、「新興貴族風情が、それもカラードの女が、何と生意気だ!」とあからさまに嫌味を言われたばかりだった。

冷然とした顔に不敵な笑いを浮かべ唇に葉巻を貼りつかせたまま、培った押しの強さと豪腕とで、指揮を強引にもぎ取ったインテグラに、「ふんっ、その鬼のようなザマでは、愛人のひとりもおらんだろうに。かわいそうな事だ、女指揮者どの」と捨て台詞を吐かれたのには、さすがに内心ムッとしたが、そんな事で、氷雪を渡る零度の風のような面(おもて)を崩すことはない。
だが、それでもミス悪役面と呼ばれる強面(こわもて)見合わぬ、お年頃のうら若き繊細な乙女心を持つ女指揮者は、ググッと心の中で拳を握るのだった。


確かに恋人のひとりも居ないというのは、事実だ。

不本意ながら肌を重ねざるを得ない人外の相手ならいるが、あれはそう謂うものではないのだ。・・・・・・確かに性欲と食欲はイコールだと言われるあの夜族が、婦警の喉笛に喰らいついて血をすすり上げたのだ――と知った時には、それを想像しただけで苦い毒を塗った刃物で胸をザックリ切られた衝撃があったが。でも、あれは『自分の飼う化け物が、無断で同族を増やしたしまった』ことへのショックに違いないのだ。


女は自分の感情に、そう云う解釈をして、納得してみる。



そう言えば時折、言い寄ってくる者もいるのだ。
だが、それらは殆ど彼女の認識でアブノーマルな嗜好としか言いようがなく、健全すぎる彼女には、それらの者は到底受け入れがたかったのだが・・・・・・


「どーーなってるのだ、最近のロンドンは・・・・・・まともなヤツはおらんのか?」

自分の男前な言動・容貌がそんな者を惹きつけているともしらず、女はそう呟くと湯から半身を起した。



褐色の肌は温められて血流を増し、肌を艶やかな色合いの赤さを含む黄金色に染め上げ、その決して大きくはないが形良く張り出した乳輪と乳首も鮮やかな薄紅色に染まっていた。
タオルで緩やかに巻き上げた髪は、そう言うことには無頓着で適当なこの女の性格を反映して半分近くが首筋やデコルテに零れ落ちていて、それは大陸を流れる河で怖れられた美しきサイレンの如き様相だったが、そんな滅多に見せないしどけない姿は艶かしかった。


黄金色に夕陽の赤を混ぜた夕闇が迫った肌の色に染まった自分の躰を見下ろした女は、「・・・・・・のぼせる前に、そろそろ上がるか」と呟くと、長湯し過ぎたせいで立ちくらみを起してフラフラしながらも、浴室の手すりにつかまりながら、ヨタヨタと湯船から出たのだった。









-----------------------------------------------------

う~~ん。まずは本日はここまでで。
続きはまたその内に~~



さて~やるべきことをまずはやらなきゃ~ガンガロ~





PR
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[512] [511] [510] [509] [508] [507] [506] [505] [504] [503] [502]

Copyright c 到彼岸〔とうひがん〕・妄想MEMO。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]