到彼岸〔とうひがん〕・妄想MEMO だんだんと長くなる〜
【個人的妄想のメモと気が向いたときの近状記録】 ここはヘルシング同人サイトの2次創作専用のブログです。 妄想の糧やオタの日常を呟いています。 心当たりがないのに、何故か迷い込んでしまった方は、速やかにお帰りくださいませ。
| Admin | Write | Comment |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パラレルがえらく長くなってしまい困っております(またかいッ!!)
それも目隠ししたり、ベルトで縛り上げたりと、えげつない具合に長い・・・orz

もう、ここら辺は「旦那は化け物で、ドラクルだから、その中にはバタイユの『美を犯す』に加味された容赦ない残忍性がある」(それも基本局長限定解除で♪)という結論に達しておりますので、止めようがなくなっております。
自分で書きなぐっている複数の未完成妄想を読み返したら、どーーにもこーーにも、セルフレイティングした方がよいだろう・・・と思い、引越ししてレイティングかけることにしました。(現在はレベル3を考え中)

同人OKの無料スペースは、広告がちょっと・・・(笑)
なので、同人妄想OKのお安い有料スペース借りて、数日中にそこで風呂敷を広げます。そんなスペースを有料で借りてまで公開するレベルのものでもないのですけどね。
まあ、家人にも年頃の男子が三匹おりますし、自宅PCでレイティング対応のソフトも起動してますので、一応このくらいするの義務だろうと思い、この度の処置となりました。

話ごとに制限を設ければいいのでしょうが、そう言った面倒くさいことが一切出来ない管理人なので、全部にレイティングを実行します。フィルタリングソフト導入の方は、閲覧できなくなるかもしれませんが、必要な処置としてご理解をたまわれればと思います。宜しくお願い申し上げます。


ということで、お堅い話ばかりでは何なので、昨日結局寝ないで作業していた時に湧き出した妄想をちょっと載せておきます。勿体無いので半端に書いているパラレルにプラスして使い回しします。(笑)
この流れだと、次回パラレルは、たぶんエル・ドラクを使わず普通に湧き出るままの妄想で仕上げる?!



――――――――――――――――――――――――――

それを外すのももどかしく、ボタンを3つ4つ弾き飛ばして胸元をさらけ出した女は、右手の白いグローブを歯をつかって繊細な美しい指から抜き取ると、左手に握っていたタイどめのピンで、人差し指を突き刺したのだ。

蜂蜜色をした肌を持つ細く長い指先に、ぷつりと血の珠が浮かぶ。
桜色をした整った繊細な爪を持つその指先に浮かんだ血の珠は、見る見る内に膨れ上がり、表面張力の力がそれに耐え切れず、つぅっと指先を伝って、静かに紅い筋が手首へと流れ落ちた。

吸血鬼の男は、己を魅了して止まないカメリア色をした紅い美しい液体を目にすると瞳孔を蛇の眼へと変化させ、その脳を痺れさすような甘い芳香に思わず牙を剥き、低く喉を鳴らす。

指揮官はそんな鬼の姿に変化した従僕を無視し、剥き出しにした胸元から黄色いフリージアの色をした繊細なレースの下着の紐もずらすと、さらけ出した自分の左胸に紅い血が細く流れる指先をに宛てて、その上に血文字で美しいペンタグラムを描き刻印(スペル)を刻む。
それは封印の刻印。
それは体内に取り込んだ化け物を人間の世界へ解き放たないよう、己の体を牢獄に見立てて封印した、美しい生きた砦。

その砦を築き終えた女指揮官は、そこでやっと目線を自分の従僕に据える。
冷たい湖面のような冷徹な青い視線を従僕に向け、牙を剥いて主を見つめる従僕の視線を絡め取った。

血に飢えた漆黒に染め上げられたような禍禍しい存在は、白皙に紅玉の瞳を光らせているのがその昼色のサングラス越しにも見て取れた。緋色の帽子を取り去った、闇色の髪も丈長く伸び、ざわざわとそれ自体が生き物のように蠢く。

その従僕の鬼と化した姿を冷然と見据えていた女主は、この女が今まで作ったことがないような笑いをゆっくりと口に刻んだ。
指揮者がいつも見せる獰猛な笑いでもなく、不敵な笑いでもない。
それは、初めて見せる艶やかで妖艶さを含む細い微笑。

すうっと眼を細め、艶やかに唇の端を上げた女の笑いを見た化け物の男は、背筋をざわざわとさせるような激しい飢餓を刺激する美しいその微笑を見て、恍惚に近い渇望感が身の内から溢れ出す。
長い長い歴史を重ねて歩いてきた吸血鬼の身の内を震わせるような微笑を自分が作っているとは、自覚もしていないのだろう女。
その美しい女は、自分の従僕へと低く告げた。


「これが欲しいか、我が僕。」


そう言って、自分の細い紅い糸のような血筋を作る右手を掲げて見せる。
まだ、僅かずつ流れるその甘く薫るカメリア色をした魅惑の液体に、眼が吸い寄せられる吸血鬼。

それは、化け物を魅了して牢囚としてしまう魔力を秘めた液体。


「私が、それを欲しくはないとでも?我が主。」


男は一切の感情を殺した無機質な低い声音でそう応える。

漆黒の地獄の底から湧き出る化け物の破壊的な飢餓を押さえつけている男は、その軋轢に苛まれている分、無表情であった。

その従僕の無感動な応えを聴いた美しい主は、さらに微笑を深めるのだった。


――――――――――――――――――――――――――
PR
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[101] [100] [99] [98] [97] [96] [95] [94] [93] [92] [91]

Copyright c 到彼岸〔とうひがん〕・妄想MEMO。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]