到彼岸〔とうひがん〕・妄想MEMO 「笑う牛」で、ちょい妄想w
【個人的妄想のメモと気が向いたときの近状記録】 ここはヘルシング同人サイトの2次創作専用のブログです。 妄想の糧やオタの日常を呟いています。 心当たりがないのに、何故か迷い込んでしまった方は、速やかにお帰りくださいませ。
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今日は、「笑う牛」を語ります。
ご存じない方は ↓ これを。(これは昨日アタシが食べた「ベルキューブ プレーン」)


ushi.jpg
▲チーズのキャラクターであります。



本日「ラフィングカウがキャラクターとして成り立つ国・フランス」みたいなことを呟いて、ふと、思い出したのが笑う牛の恐怖の宣伝。
ラフィングカウのCM・・・トラウマに成るほど怖かった。赤の牛が「イヒヒヒヒヒィ~」と笑うあれ。お母さん、怖いよぉ~。・゚・(ノД`)・゚・。 みたいな。そんな思い出です。

そしたらあった!ようつべにありました!!
ということで、下に貼って見ました。


『ラフィングカウ(笑う牛)チーズの宣伝』






これは・・・今見ても怖いっ!!何これ、最後にエロエロな感じでイヒヒヒヒィ~って!
こんなキャラクターが愛されてるのか、フランスはっ?!(;゚д゚)ポカーン
改めて驚きです。



そしてこの牛、遡れば遡るほど、昔のバージョンほど厭らしい・・・顔がスケベ過ぎて気持ち悪いです(´;ω;`)

そんなトラウマがあったせいか、ラフィングカウのチーズを食べるようになったのは、大人になってから。
定番、キリのクリームチーズは、白ワインや日本酒に!
ベルキューブシリーズは、ビストロは赤ワインに、プロバンスやフロマージュは日本酒に美味しい。やっぱりフランスだよな~旨いよな~と思うのです。
(いや、あちらで食べるチーズ、特にヤギとかは臭くって日本人には食べにくいのですが、これは日本向けの味覚で食べやすい)


そんな「笑う牛」見て考えた・・・小ネタ。
アーもグラも出ない、小ネタで、ベルとセラです(笑)






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ラフィング・カウ




夜間の演習も終わり、もう少しすると日が昇ろうかと言う時刻になってから、男たちは三々五々散っていった。
だが、そのまま布団に潜り込んで寝てしまおうと言う輩がこの部隊にいよう筈もなく、それぞれこれから好き勝手に演習の疲れを取るための「行事」をしようと言う魂胆なのだろう。


さすがにこの時間から外に繰り出すことは出来ない。であれば必然的に、それは機関の敷地内で繰り広げられることになるのであった。




紫紺が薄いすみれ色の紫へと変わり、それが次第に北の済んだ湖のような色合いに染まる夜明けを、その男は大きな樫木の切り株の辺りに陣取って眺めようと言う魂胆だったらしい。


夜明け――それは、化け物が跋扈する刻にお終いを告げる、暁の女神の凱旋。人の世界の訪れ。


はした金で命をやり取りする、そんな世界に身を置くものでも、人である限りは暁が漆黒の帳を切り裂く瞬間というのは、心のどこかが震える代物であるらしい。


男は酒と肴を抱えつつ、夜明けの方向を向きながら、寒さしのぎに秋の麦の穂のような色をした束ねた長い髪をくるりと首に巻いてる。
そして何やら口に放り込んだらしい男に、セラスは後ろから声をかけた。


「―――また、それですか、隊長?好きなんですね、これ。」


夜明けを・・・・・・暁の刻を忌み嫌う種族であるのに、少女の匂いが残るこの女は、まだの夜明けのにび色の空の下にいた。
魔物なのに日の光を連想せずには居られない髪の色をした女を、隊長は振り返る。


「そんな、好きっう意識はないんだけどなぁ~でも、イングランドのものより、こっちの方が数段旨い。口に合う!あれだ、それによぉ~ロンドンに来てから『おおっ、こりゃうめぇ!』っう食いもんに出会ったことないぜ、俺は。やっぱりなぁ、特にチーズとワインは、フランスのやつに限る!!まぁ、食べ物以外なら――イギリス女(ミラディ)っうのは、悪くねぇとは思うが。」

そう言った隊長は、セラスにイシシシシィ~と笑って見せた。


「・・・・・・隊長。その笑い方、ラフィングカウそのまんまですよ。私、結構、あれは怖かったんです!目尻下げて、口元歪ませてスケベったらしくイヒヒヒ笑うコマーシャル。フランスって、こんなキャラクターを愛せる国なの?何か厭らしい~!って、子供心に思いましたもん。」

切り株の上に無造作に置かれていたチーズの箱を取り上げて、それをしげしげと眺めていたセラスは、ラフィングカウばりの、イシシシ笑う隊長に眉を顰めて見せた。
そんな生真面目に反応する表情が、実は大層、傭兵のスケベ心を刺激しているのだったが、本人はそれに気付く筈もない。


「イギリスは、何かこう、良い女のガードは固いんだよな。いや、固いから良い女なのか?・・・・・・いやいや、もうひとりは固いを通り越しておっかない上に鋼鉄だけど......」


流し込んだアキテーヌの白と口に放り込んだ「笑う牛」で、傭兵隊長の言葉はモゴモゴと一緒に口の中で咀嚼され、それはセラスには聞き取れなかった。
例え聴こえたとしても、ガスコン訛りのフランス語など、彼女には全く意味不明だっただろうが。


「夜明けだぜ。―――いいのか、屋敷に戻らなくっても?」


紫紺の宙からにび色へと変わったロンドンの空に、暁の女神の衣の裾が翻りはじめる。
美しいすみれ色から大気の澄んだ青へと、冷えた空気をまとう空が、美しいグラデーションを作り出しはじめた。


「いいんです。・・・・・・だって、こんな風に雲に遮られない美しい夜明けって、ロンドンでは中々見られませんから。――私、夜明けって好きなんです。」


その魔物の身体は、間違いなく、夜が明ける刻を嫌悪し拒絶している筈なのだ。
なのに、この娘は――それでも、この風景を好きだという。


「――そっか。実はな、俺も結構好きなんだ。」


相変わらずニヤニヤと笑うラフィングカウなのは、数多の戦場を渡ってきた百戦錬磨の男の照れ隠しなのか。


「・・・・・・隊長っ!その笑い顔と清々しい朝日は、似合いませんって!」


赤い牛のパッケージを連想させるニヤリと笑うフランス男と肩を並べて、稀有なる吸血鬼の娘は、その日初めて一緒に暁の女神の凱旋を言祝いだのだった。





おわり

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何だろう、アタシ・・・チーズのパケ見て妄想wwww

隊長とセラス嬢。馬鹿な小ネタを書きながらも、本当にいい男といい女だな・・・とシミジミであります。ビバ、公式馬鹿っプル!!!



さて・・・習慣、もとい週間連載を頑張らねば。
明日か、明後日には上げたいぞっ!!と。ヤレ、自分ーーーー!





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