リアルに身の回りでネタにされている我が家の奇習(?)として、「新聞朗読」というものがあります。
以前、ここにも書いたと思うんですが、新聞記事を読んで「これだ!」と思った記事をBOSSの前で朗読し、自分の意見を述べるという、そんな奇習。
で、やはり1紙では偏りがあるわけで、そう言うものは比較検討することが自分の思考にも繋がるってんで、常時3紙から4紙の新聞をとっております。
(するとやっぱり、Mではこうあって、Yではこうあった。自分はどちらかと言えばY紙の論評に賛成だが、そこにM紙のこの部分の視点を加えたものが自分の意見に近い――とか、そんな感じでまとめられる)
その中でも、割とバランスがいいかな~と思うのが個人的には日経です。
細かい記事も拾って「事実」を述べることに重きを置いているというか・・・まあ、経済紙なんで当たり前なんですが。
その中でも極端ですが、ページの最後、「文化」と題されたあたりが好み(決して新聞小説だけが目当てじゃないよ~)そして、今日のそのページが、「アルベナ・ダナイローヴァ」だった!!やってくれたぜ、日経♪という感じです。
弦楽器やオケ好き、特にウィーンフィルのファンには有名な彼女は、ウィーンフィル初の女性コンマス(第一ヴァイオリン首席奏者)です。
昨年の秋だったかコンマス仮就任の段階で来日もしており、日本でも話題になった女性であります。(もしかしたらごく限られた中での、「話題」だったかもしれませんが・・・)
ワタクシの居るフィルも女性がコンマスなんで、個人的には違和感ありませんが、これが世界最高峰のウィーンフィルとなると話は別で、彼女のコンマス正式就任は、快挙と言うか、画期的というか。ウィーンに新風が吹いたという感じであります。
女性でありますのでこの場合、「コンサートマスター」ではなく、「コンサートミストレス」となります。
ウィーン国立歌劇管弦楽団に二年以上所属した者から選ばれた精鋭部隊だけがウィーンフィルに入れる実情や、2007年には不合格、翌年2008年に合格し、試用期間を経てようやくコンマス採用など、伝統・格式を重んじるウィーンフィルについて語られていて、なかなか今まで知ることが出来なかった彼女の姿が垣間見られたという、そんな記事。
しかし・・・ウィーンフィルに、女性メンバーは7人だったとは!
予想以上に多いな~とも思えるし、他のフィルに比べれば少なすぎるとも。
女性奏者用の楽屋がなくて不便な様子ですが、でも、これがいい意味で新風を吹き込んでくれるんじゃまいか~?と、久々に愉しめた記事でした。
首席指揮者を置かないウィーンは、ベルリンと比べると「指揮者」の影響が薄く、指揮者に左右され難い独特の響きがあると思います。
(ちなみに小澤征爾は、同歌劇場の「音楽監督」です)
ウィーンでは、複数メンバーが同じ「教師」から指導を受けることが多いため、他よりも色濃い伝統と格式が脈々と受け継がれているオケです。それがあの独特の音色に出ているのだと思えるのですが、そんなクールと称していいウィーンフィルが、極稀に指揮者に引きずられて「熱する」時がある・・・
この冷静すぎるオケを怒涛の熱情に引き込める指揮者というのは、かなり卓越したエネルギーの持ち主であるワケで、ワタクシの中ではそれが、あのおっさん(?!)バーンスタインであります。
彼の熱い指揮にほだされてピッチが崩れる寸前まで音を鳴らし、しかしそれを類稀な技術で持ちこたえ、最終的には美しい音色として響かせるウィーンフィルの演奏を聴くと、ゾクゾクするようなそんな気持ちに・・・
破綻の淵に立つハーモーニーなのに、それが技術に支えられ、綻びることなく終焉を迎える交響曲はスゴイぞ~と何度聴いても拍手したくなるというか。
・・・でも、ウィーンの底力はオペラというか、歌劇にあると思いますが(笑)
そんなこんなウィーンフィルの、今年の日本公演は~~♪とか思いつつ最後まで読んだら・・・アルベナ・ダナイローヴァは来日の予定なしと。ハァ・・・
めでたく正式就任した、弦オタ乙女のヒロインには、今年はお目にかかれそうにありませんor2
最初に喜んで、最後には奈落の底的な・・・やられた感いっぱいの本日の日経40ページでした。
さて・・・今夜もやるわよ~校正!!
毎日30分!その毎日の30分が積み重なって更新になるのよ~継続は大切なのよ~~(・・・と、今夜も自分に言い聞かせる)
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